7月9日は、重要な経済指標がいくつか発表されます。特に為替市場に影響を与える可能性の高い指標を三谷幸喜風に楽しく解説します。
1. 日本: マネーストックM2 6月分
時間: 08:50 JST
影響する通貨ペア: ドル/円
重要度: 6/10
予想: マネーストックM2の増加率は前年比1.9%と予想されています 。
まず、日本のマネーストックM2って何でしょう?マネーストックとは、経済全体のお金の供給量を指します。M2は現金、預金、そして一部の貯蓄性預金を含んでいます。これが増えると、お金が増えているということなので、経済が活発に動いている証拠です。
例えば、M2が予想以上に増えると、「おお、日本経済が好調だね!」となり、円の需要が高まるので、ドル/円が下がる(円高)ことになります。しかし、増加率が低いと、「あれ、日本大丈夫?」となり、円が売られる可能性があります。
概要: マネーストックM2は、現金と預金を含む広義のお金の供給量を示します。経済全体の流動性を反映し、インフレや金利政策に影響を与えます。影響: 予想を上回る増加があれば、経済の活性化が示され円高の要因となり、ドル/円が下落する可能性があります。逆に、予想を下回る増加率の場合、円安要因となることが考えられます 。
2. オーストラリア: Westpac消費者信頼感指数 7月分
時間: 09:30 JST
影響する通貨ペア: AUD/USD
重要度: 6/10
予想: Westpac消費者信頼感指数は83.6と予想されています。
次に登場するのは、オーストラリアのWestpac消費者信頼感指数です。これは、消費者が経済に対してどれだけ楽観的か悲観的かを示す指標です。指数が高いと、「オーストラリア人は経済に対して楽観的!」ということになり、AUD/USDが上がる可能性があります。
逆に、指数が低いと、「あれ、消費者は将来に不安を感じてる?」となり、AUD/USDが下がる可能性があります。
まとめ
7月9日は、日本とオーストラリアの重要な経済指標が発表されます。日本のマネーストックM2は、経済全体のお金の供給量を示し、円の強弱に影響を与えます。オーストラリアのWestpac消費者信頼感指数は、消費者の経済に対する信頼度を反映し、AUD/USDの動向を左右します。これらの指標を注視し、為替市場の動きを予測することが重要です。
さあ、今日はこれを頭に入れて、一日を乗り切りましょう!
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